テレビ不振 2013 11 4
家電メーカーは、3Dテレビ、最近では4Kテレビと、
次々と新製品を登場させ、「テレビ復活」に意欲的ですが、
それでも、小売店のテレビ売り場には、かつてのような活気がありません。
家電メーカーは、テレビが売れなくて困っているようですが、
売れない原因は、意外なところにあるかもしれません。
それは、テレビ番組を見れば、わかることです。
娯楽番組(お笑い番組)ばかり。
はたして、娯楽番組を見るのに、
超高性能なテレビを買う必要があるのか。
娯楽番組を見るだけならば、
性能が低い安物のテレビで十分ではないか。
あるいは、外国製のテレビで十分ではないか。
(日本製は高性能ですが、値段が高い)
そう考えてしまいます。
実は、私も、しばらくテレビを買い換えていません。
それは、最新のテレビを買っても、
その性能を生かせる番組がないからです。
知人は、「それならば、DVDを借りてきて、
ハリウッド映画を見るという使い方がある」と言いますが、
1週間に1回か2回程度の利用頻度で、
数十万円もする最新のテレビを買う必要があるのかと考えてしまいます。
一方、テレビ放送の方は、
娯楽番組(お笑い番組)ばかりですので、
安物のテレビで十分である、
あるいは外国製のテレビで十分であると思ってしまいます。
そういうわけで、テレビの買い替えは、当分、考えていません。
もしかすると、安物のテレビか、
型落ちして「激安」になってしまったテレビを買うかもしれません。
こんなことを書くと、家電メーカーの人たちは怒るかもしれませんが、
娯楽番組(お笑い番組)を見るには、そういう安物のテレビで十分です。